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執筆者の写真近藤 和徳

背部痛

更新日:2024年12月9日

背中の不調は様々な痛みの元凶

背中の不調は、姿勢の悪化や筋肉の緊張、筋膜の癒着、関節の可動不全など、さまざまな要因によって引き起こされます。背中は全身のバランスを支える中心部であり、非常に重要な部分です。不調が生じると、各関節や筋肉の痛みに繋がったり、日常生活や運動パフォーマンス、メンタル面に大きな影響を及ぼします。


 

背中の痛みの主な原因


1. 背骨の硬直と可動性の低下

背中の柔軟性が低下すると、筋肉や筋膜に負担が集中します。また胸椎や肋椎関節の動きが制限されると、筋肉まで硬くなるため、慢性的な痛みを引き起こします。


2. 筋膜の癒着

脊柱起立筋群などの筋肉を包む筋膜が癒着すると、動きが制限され、血流が滞ります。これが痛みの大きな原因となります。


3. 不良姿勢

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、猫背や肩の前方突出が習慣化すると、背中全体に負担がかかります。


4. ストレスと自律神経の乱れ


精神的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、筋肉を緊張させる要因となります。この緊張が慢性的な背中の痛みを引き起こします。


 

ピラティスが背中の痛みに与える効果



ピラティスは、背中の痛みを改善する補助的な手段として効果が期待できます。特に、背骨の柔軟性を高め、1つ1つの動きを滑らかにすることで、痛みの軽減と再発予防に寄与します。


1. 背骨の柔軟性と機能性を高める

ピラティスは、背骨の自然な動きを取り戻すことを目的としています。研究によれば、ピラティスのエクササイズは背骨の可動性を向上させ、慢性的な痛みの軽減に役立つとされています。


2. 筋膜のリリース

ピラティスの動きは筋膜にもアプローチし、癒着を解消して血流を改善します。これにより、発痛物質の蓄積が軽減されます。


3. 肋骨の機能・呼吸の改善

エクササイズ中の呼吸を正しく行うことや、肋骨周囲の筋肉を調整することで、筋肉の緊張が解け痛みが改善します。


4. 姿勢の改善

ピラティスを継続することで、猫背や肩の前方突出といった不良姿勢が改善され、背中への負担が軽減されます。


 

当院の背中の痛みに対するアプローチ



当院では、背中の痛みを根本から改善するために、以下のようなアプローチを行っています。


1. 筋肉と筋膜のリリース

  • 硬くなった筋肉や癒着した筋膜を丁寧にほぐし、血行を促進します。

  • 発痛物質や疲労物質を除去し、痛みを和らげます。


2. 背骨の矯正による可動性向上

  • 胸椎の可動性を手技によって改善し、自然な動きを取り戻します。


3. 正しい姿勢の指導

  • 日常生活での不良姿勢を改善するため、姿勢や動作のポイントをアドバイスします。


4. ピラティスを活用した全身の調整

  • 背骨や肩甲骨の動きを滑らかにし、全身の連動性を高めるピラティスを取り入れます。


 

背中の痛みを防ぐためのポイント


背中の痛みを予防するには、以下のポイントを意識することが重要です。


  1. 定期的なストレッチと正しいエクササイズ

    背骨を柔軟に保つための運動を日常的に行いましょう。ただやるのではなく適切な頻度とフォームが大切ですので専門家の指導を仰ぎましょう。


  2. 姿勢の改善

    デスクワークやスマートフォンを使用する際には、胸椎と肩甲骨のポジション・骨盤の角度・目線を意識し、正しい姿勢を心がけましょう。


  3. ストレス管理

    自律神経のバランスを保つために、深呼吸やリラクゼーションを取り入れることも有効です。動ける状態なら積極的に運動をすることが大切です。


 

背中の痛みを根本から改善するために


背中の痛みは適切なケアを行うことで改善が可能です。当院では、一人ひとりの状態に合わせた施術を提供し、痛みの軽減と再発予防をサポートします。小金井市・武蔵野市で腰痛慢性的な背中の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度東小金井 整体院Evergreenにご相談ください。

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