整体とその他の治療院との違い
top of page
  • 執筆者の写真近藤 和徳

整体とその他の治療院との違い

更新日:2023年3月29日

そもそも整体はどのような方にとって必要なのか

身体が不調な時、

その不調を改善してくれる所に行きますよね。


例えば

風邪をひいたら診療所

歯が痛かったら歯医者


でも、肩・腰・膝などが痛くなったら

整形外科? 整骨院? マッサージ? 整体?

最近は色々な所が多くて悩みますよね。


もちろんどこに行っても間違いではありません。

しかし、それぞれに特徴がありますので理解する必要があります。※以下は基本的に事実ベースになりますが個人的な主観も入りますのでご了承ください。

 

整形外科


【メリット】

  • レントゲンなどの画像診断や手術など医師にしかできない外科的処置ができる

  • 理学療法士のいる所であればリハビリを受けることが出来る


【デメリット】

  • 痛み止めや湿布などで終わってしまう可能性がある


この業界には整形外科を批判する方が多いですが、私はそうは思いません。

悪い病気の可能性を排除できたり、強すぎる痛みの場合最初は痛み止めや注射が効果的な場合があります。また医師の方が大きな問題がないという診断は、我々セラピストがより安心して施術が出来る材料となります。


当院は整体院なので提携とまではいきませんが、知人がいる整形外科と連携をとることができます。明らかに当院の範疇外な症状の場合は他の手段を提案いたします。

 

接骨院・整骨院

【メリット】

  • 怪我対して保険が効き固定など効果的な施術が受けられる

  • 特殊な物理療法をしている所ではより早期回復が見込める


【デメリット】

  • 保険治療の場合基本的に一回の時間が短く、特殊な手技は受けられない。


元々整骨院に勤務していたため、接骨院・整骨院の良さを知っています。私も何回も怪我した時に助けられました。Dr以外の外傷のプロとして、もし怪我をされた場合はこちらも検討されると良いでしょう。また通院中怪我をされた際は提携している整骨院をご紹介いたします。


ただし、現在は“骨つぎ”というより整体院と同じようなことをしている院が多いのが現状です。保険適用範囲は骨折・脱臼・打撲・捻挫など急性の症状限定です。


慢性の肩こり・腰痛での請求は不正受給になります。


日々の負担がベースにあったり明らかな組織の損傷がない痛みは整体院と同じく全額実費になり、特殊手技も実費でおこなわなければならないと定められていますのでご注意ください。



 

リラクゼーション(世間一般でいうマッサージ店)


【メリット】

  • 精神的な疲労、リラックスを目的とするならば非常に有効

  • 比較的安価で受けられる


【デメリット】

  • 身体機能面を改善することを目的にしていない

これも良くこの業界ではマッサージ店を批判しがちですが、精神的な疲労の改善し心が癒され改善するパターンはあります。


ですので身体機能改善ではなく、癒されたいという目的がはっきりしているならリラクゼーションを受けることをおすすめします。日々のご褒美的な使い方として私もたまに利用しております。


ただし整体も同様ですが、外傷を伴っていたり一部精神疾患を抱えている場合は悪化する可能性があるのでご注意ください。



 

整体


【メリット】

  • 手技について制限がないので特殊な手技を受けることが出来る

  • 価格の分、一人ひとりじっくり対応してくれる院が多い


【デメリット】

  • 資格は必要なく誰でも開業できるため最低限の知識の保証はない


そもそも整体に明確な定義はありません。身体を整えるために行っていると言えば何でも整体になります。


以前は整体=無資格者(勉強していない人でも出来る)という印象でしたが、保険の扱いに対する国や組合の監視体制の強化や、若い世代を中心とした施術者の意識が年々上がっていることなどを背景に、国家資格を持っていても自費整体院に移行する院が増えてきました。

安価な施術で改善しなかった場合は頼ってみると良いでしょう。


ただし最近は動画を介したパフォーマンス重視の危険な手技も増えているので注意が必要です。



 

このようなメリットデメリットを見てもらってわかるように、もし日常生活の問題がベースにある、慢性的な症状をしっかりと改善したいのであれば整体院(自費施術)が最適であると考えています。


ただし、施術内容やセラピストとの相性は重要です。


まずは初回セッションで体感していただき、ご自身とあっているか検討することをお勧めします。


しっかりと身体を整えることで 今までよりも健康で快適な毎日をおくることができますよ!

閲覧数:241回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page